メルカリでせどりをするには古物商が必要なの?バレることってある?

こんにちは!
最近、夜暑くて眠れなくて昼間うとうとしちゃいます。
夜中にずっとエアコン付けていることに罪悪感が強すぎて、ついついタイマーにしちゃうんですよね。
夜でも熱中症になる可能性があるみたいなので、みなさんも気を付けてください!
今日は、メルカリでせどりをするには古物商が必要なのかどうかについてお伝えします。
古物商とはモノを売る際に必要な許可証です。
古物商がないと、せどりなどは行えません。
では、メルカリで出品している人全員、古物商を持っているのかと聞かれるとそんなことはないです。
詳しくお伝えしますね。
せどりとは転売のことを指す
そもそもせどりとは、転売のことを指します。
説明はいらないと思いますが、転売とは中古で商品を購入し、購入した金額より高い金額で他の人に売り、その差額分を収益とする方法をいいます。
つまり、せどりと転売は同じ意味だということです。
しかし、せどりは中古本の転売で使われることもあります。
これは世間のイメージもあるので、せどりの定義はコレ!というものはなく、どちらも「販売額ー購入額=利益」を得ていると覚えておけばOKです。
転売をするには古物商許可申請が必要
そもそも転売をするには古物商許可申請が必要になってきます。
古物商許可とは、古物つまり中古品を売買するにあたって必要になってくる申請です。
古物営業法に規定されていることから、法律でそう決まっています。
事業規模は法人、個人問いません。
そのため、個人で行うせどりに関しても古物商許可申請が必要なのです。
メルカリでもせどりをするなら古物商は必要になってくる
メルカリでもせどりをするなら古物商は必要になってきます。
メルカリではたくさんの中古、新品商品が売られていますよね。
メルカリの月間利用ユーザーは2000万人を超えています。
当然、せどりをしている人も多くいる訳です。
メルカリは気軽に登録できますし、古物商の許可証を見せなければいけないというような項目がないので、必要ないんじゃないかと感じるかもしれません。
その考えは間違いです。
メルカリだろうがヤフオクだろうが、ペイペイフリマだろうがやっていることは同じなので、どの媒体で売っても古物商は必要になってきます。
もしせどりをはじめたいのであれば、古物商の許可申請を行い申請が通ってからにしましょう。
古物商許可の申請条件は少しハードルが高い
古物商許可の申請は警察署で行います。
ただし、個人で古物商許可をとろうとすると、ひとつ問題点が発生します。
それは、古物商許可申請では、営業所が必要になるからです。
例えばネットで売買をするから、人を置く必要がないせどりでも営業所は必要になってきます。
営業所の条件は、
・実際に建物がある
・古物営業所として使用しても良い物件
・古物商の看板を掲げてもいい物件
この3つです。
営業所としての申請は居住用の建物でも行えますが、居住用の建物の場合、大家さんからの「使用承諾書」が必要になってきます。
この承諾書が一般的な賃貸物件ではもらえない可能性があります。
営業所としての使用を断られる理由は、営業所としての看板を掲げないといけないので、他の住人の混乱や変なトラブルに巻き込まれたくないなどでしょう。
ただし、持ち家の場合であれば、所有者が自分自身なので営業所として使うことができます。
一軒家でもない限り、このハードルを潜り抜けられる人はごく一部でしょう。
どうしても営業所を確保したいのであれば、超安い1Rを借りその部屋を営業所として使うという方法もあります。
ただ、1Rとはいえ毎月家賃が発生するので、ある程度収入がないと難しいです。
このように、古物商許可は簡単に申請できるものではありません。
そしてこの記事では古物商許可申請の流れをお伝えする記事ではないので、具体的な方法は割愛します。
詳しくは警視庁のHPでご確認ください。
メルカリって古物商を持っていないとバレるの?
メルカリで古物商を持っていないとバレるかというと、バレるタイミングは限られています。
ただし、メルカリshopで販売する場合では、古物商の提出が必要なので、持っていないと出品すらできません。
メルカリではたくさんの一般人がいらないものを売っていますよね。
なかには転売じゃないかな?って方もいらっしゃいます。
ではこのような方が全て、古物商の許可申請をしているかと聞かれるとしていない方も多いです。
実際に調べたわけではないのではっきりとしたことはいえませんが、不用品売買の延長としてせどりをしている人はたくさんいます。
そして、その人達全員が古物商許可申請をしているとは思えないからです。
では、自分もそんなめんどくさい申請をせずにせどりをすればいいと思ってしまう方もいるでしょうが違法です。
なにかトラブルがあり、せどりをしていたにも関わらず申請をしていないことがバレたときどうしますか?
何度もいいますが、古物商許可は古物営業法に規定されている、つまり法律で決められているんです。
法律違反を行えば罰則が発生します。
無許可でせどりを行うということは、リスクもあるということを覚えておきましょう。
自分の私物で依頼ないものを売る場合は古物商は必要ない
ただ、古物商許可が必要か不要かという点においては、売りたいものが私物なのかどうかで変わります。
つまり、不用品での売買では古物商が必要ないということです。
そういった背景もあるので、メルカリユーザー全員が古物商を持っているわけではないとお伝えしました。
例えば、ある歌手が好きだからCDを買った。
そのCDに飽きたから、メルカリで売る。
この場合、古物商は必要ありません。
しかし、同じCDを売るにしても古本屋さんで転売できそうなCDを買ってきた場合、せどりになるので古物商が必要だということです。
このように古物商が必要かどうかの部分はグレーゾーンが多いです。
そのため、メルカリユーザー全員を古物商の有無で取り締まることは現実的に不可能だと考えられます。
しかし、仮に私物の売買という前提でこっそりせどりをしていても、利益額が大きくなればメルカリにも警察にも目をつけられてしまう可能性が高いということを覚えておいてください。
また、確定申告などをしなければ脱税にも引っ掛かってしまいます。
よく理解したうえでせどりを行いましょう。
まとめ
せどり、つまり転売という商売としてメルカリで出品するなら古物商許可申請が必要です。
しかし、私物の売却などは利益目的としての購入ではないので、古物商はいりません。
古物商の許可申請は警察署で行うことができますが、営業所が必要だったりと条件が存在します。
これからメルカリでせどりをはじめたいなと感じている人は、このような条件があることをしっかりと理解し、マナーを守って行いましょう。