【昔話】仕事に関しての考え方が変わった話

こんにちは!
手洗い洗車でゴム手袋付けますか?
ぼくは素手で洗車してますが、先日、アルバイト先の社長に驚かれました。
今日は働き方に関して、昔と今のぼくの考え方が変わった話をしていきます。
なんか書いてたら、昔ばなしみたいになってしまったので全く面白くないです。
自分の頭をまとめるために書いたようなものなので・・・。
たまには、自由に書いてもいいだろうということで、もし興味があればお付き合いください。
昔のぼくはたくさん働くことがすごいと勘違いしていた
昔はって、まだ32歳なんで偉そうに「昔は・・・」っていえないんですが、10代や20代の頃はたくさん働くことが正義だと思っていました。
今でこそ副業をしながら整備士をさせて頂いていますが、それまでは整備士とは関係ない仕事を転々としていて・・・。
給料はどの仕事もそんなにはよくなかったです。
そしてぼく自身、給料面に関してそこまで悩んだことがないってのもあります。
安くてもそれなりに生活できますし、仕事ばかりしていたのでお金を使うこともあまりなかったので。
性格は完璧に父親に似てしまったのだなと思っています。
でもそれなりに楽しかったのは、仕事をたくさんしているのはすごいことだと勘違いしていたから。
今は真逆の考えに至ったんですが、その頃はたくさん働くことで給料が上がるし、こんなに働ける自分ってすごいって自分に酔っていたのかもしれません(笑)
訓練所で働くことで思考になったのかも
実は言うのも恥ずかしいのですが、高校を卒業し、犬の訓練士になりたくて訓練学校で見習いとして働いていたこともあります。
でも、あまりにもしんどくて、それに専門学校や大学に進学し遊んでいる友達がうらやましすぎて諦めました・・・。
訓練士の見習いって基本的に給料ないんですよね。
全ての訓練所がそういうわけではないでしょうが。
訓練所で一定の期間、見習いとして働き、訓練士の資格を受けることができます。
だから、訓練士見習いのほとんどは給料なしで働き始めることが多いです。
もう、10年以上前の話なので、間違ってたらすいません。
訓練所は刑務所に近い感覚でした。
周りは山だらけのすごい田舎で、コンビニに行くのも車で10分程度かかるような。
そのときは、車の免許持ってましたが自由に使える車がなかったので、コンビニすら自由に行けない。
そしてなによりつらかったのが、ぼくの部屋がダックスの部屋だったことです。
ぼくが自由に使えるのは、部屋の約1/3程度。
餌をあげるために、毎日誰かは入ってきますし、訪問者が来たら部屋にいる20頭前後のダックス全員が吠えだす始末。
テレビを見れはするものの、みんなでご飯を食べる部屋に1台しかありません。
そしてその部屋には常に所長が居座っていたので、一緒にテレビ見るのは嫌でした。
休みは月に2日。
連休を取り、実家に帰ったりしたのですが、そのとき、友達と会うたびに楽しそうな話を聞いていました。
たった半年で諦めた
半年頑張ってみたものの、しんどさとうらやましさの限界がきたときにやめることを決断。
書いていて恥ずかしいのですが、今思うと、そのときは覚悟がなさすぎたなと今では感じます。
高校の先生に止められ、反対を押し切って入った訓練所。
その訓練所をたった半年で止めた自分。
訓練所をやめたとき、親戚のおじさんにいわれたひと言があります。
「犬好きっていってたけど、その程度の気持ちやったってことやで」
確かになと今では思います。
訓練士を諦めたことで、やりたいことがなくなりフリーターに。
この経験によって、働く時間感覚の基礎ができあがったように思います。
フリーターになってからも長時間労働を選ぶ癖は直らなかった
やりたいことがなくなり、フリーターになったのですが、そのバイトでも長時間労働をしていました。
バイト先は飲食店のキッチン。
約2年ほど働きました。
結構、人気のある店でぼくはフルタイムでアルバイトを入れてた記憶があります。
朝は仕込みから始めるので、8時半には出勤し、間に2時間の休憩をはさみつつ24時ごろまで働く。
完全な休みは週に1回で半休が1回。
半休といっても8時半から17時までです。
今思うと、半休ですらない。
でも、この店で働くことで、周りをよく見て動くスキルが身についたと思っています。
ホールの子やキッチンの子、その人たちと連携しないと店は回りません。
そのため、自分勝手に料理を出しても店が回転しないんですよね。
フリーターでしたが、この店で働いたことはよい経験になったと感じています。
正直、こんな勤務で耐えられたのは人間関係がよかったことと、仕事をたくさんすればいいと大いに勘違いしていたからです。
たくさん働く=よいって感覚がおかしいなと思ったのは、最近になってから。
前職でたくさん働くことが必ずしもいいことではないってことに気づいた
プロフィールにも書いているとおり、前職は輸入業です。
この仕事は約6年くらい続けました。
この職場で、働いても働いても収入が増えない上司の姿を見ます。
今までの仕事場でもきっと同じ上司はたくさんいたんだと思います。
でも、フリーターだったので正直、給料面の話をそこまでしてきませんでした。
しかし、この会社には正社員として入っているので、リアルな給料面が分かります。
上司の具体的な給料は知りませんが、年収400万円台なんじゃないかと思うようなイメージです。
でも、役職があるので残業代はなし。
車業界も同じですが、役職もちの人が一番残業していました。
月100時間残業は当たりまえ。
何かあれば休日でも呼び出される。
この光景と、6年続けてもそんなに給料が上がらなかったので、たくさん働いても意味がないなと感じるようになりました。
加えて、副業もしていたので、今のように働いてばかりだと人生をすり減らしていくんじゃないかと思うように。
だから何かしたということではないですが、今はたくさん働いているからすごいんだという気持ちが薄くなったように思います。
残業も大嫌いですし、できれば毎日定時退社したいなって思ってます。
働き方の考え方は変わったが大切な場合もある
このような経緯で働き方の考え方は変わっていったのですが、何か新しいことを習得するために時間を投資しないといけないことは理解しているつもりです。
特に今仕事としている整備士の内容なんて、頭で覚えてできることじゃないですよね。
何度も作業をして、技術が身につくことだと思いますし、整備士に限らずどんな仕事でもそれは同じかと。
副業でしているWebライターもはじめは全然稼げませんでした。
でも2年続けて、今ではこんなに記事を書けるまでに成長できたんじゃないかと思います。
はじめから楽をしようとするのは違いますよね。
しんどいことでも、たくさんの時間を使いながら続けていき、そして自分の知識や技術になっていく。
これはどんな仕事でも同じだと思っています。
一般的な整備士とは歩んできた道は違うものの、今までの経験は自分自身を成長させてくれました。
転職して失敗したと後悔している人、自分は何もできないと思っている人、いろんな人がいると思います。
しかし、ぼくのように中途半端な人間でも後悔せずに前を向いて生きています。
これからも、自分のペースで人生を楽しんでいくつもりです!