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整備士の人間関係が原因ですぐにでも辞めたい新人がとるべき3つの行動

 
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現役整備士/車専門Webライター/整備士の生活向上委員会会長/整備士の生活を豊かにする活動を展開中 優しそうとよくいわれる。実は負けず嫌いだったりする。ゲームは好きだが酔ってしまうので遊べないことが悩み。 【好きなもの】キングダム(漫画)・ドライブ・自然・えんじ色
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こんばんは!

先日投稿した、ヒロさんの記事がたくさんの方に読まれてすごく嬉しいです。

 

今日は新人整備士の悩みについての記事です。

偏見かもしれませんが、整備士という仕事は専門性が高いので職人気質の人が多いんじゃないかなと。

 

職人気質の人って基本的に、社交的になろうと思っていない人が多くて、不愛想だったり、師弟関係を好む傾向になるような気がします。

でも、新人の人からすれば、気難しい人の元で仕事を覚えなければならず、場合によってはかなりつらい数年を過ごすことになってしまいます。

 

せっかく整備士になったんだから、しょーもない人間関係で辞めてほしくないというのがぼく個人としての考えです。

そこで今回は、就職した先の人間関係が原因ですぐにでも辞めたい新人がとるべき行動を3つご紹介します。

 

整備士は職人気質の人が多い

冒頭にもお話ししましたが、整備士は職人気質の人が多いように思います。

もちろん、そんな人ばかりではなく、愛想のよい人、優しい人などいろんな種類の人がいます。

でも、年齢を重ねた整備士になればなるほど、プライドが高く少しとっつきづらい人が多いというのが現実です。

 

誤解のないように捕捉すると、プライドが高いということは自分の仕事に誇りを持っているので、これほど仕事を任せて安心できる人はいませんよね。

でも、その人に教えてもらう立場の人からすれば、とても働きづらく、なかには人間関係が原因で辞めたいと思ってしまう人もいます。

 

「俺らの時代は何も教えてくれなかった」とか「仕事をふられて、できなければ次から全く仕事をふってくれなかった」とか、こういう話をよく聞きます。

つまり、こんな職場で生き残っている人が現在の40代や50代だと考えることができますよね。

 

上下関係が厳しい状態で、優しい性格の人がどれだけ残っていられるでしょう。

こう考えると、気難しい年配整備士が多い理由もうなずけるのではないでしょうか。

 

新人整備士は人間関係で悩んでしまうことも

気難しい整備士が多いなか、新人整備士は人間関係で悩んでしまうことも多いです。

 

なかには、人間関係が悪いので就職して1年もたっていないのに転職する人もいます。

また、整備士を辞めてしまう人もいたり、仕事が嫌なわけではないのに、整備士そのものを辞めてしまうのはほんとうにもったいないと思います。

 

新人なのに、3年続かない人は整備士だけでなく、社会全体で見たときも、新卒社会人は初就職後、3年以内に転職する人は約3割ほどいるという統計も出ているくらいです。

参考:厚生労働省「学歴別就職後3年以内離職率の推移」

 

最終学歴によって、離職率は変わるものの、転職率の最も低い大学卒を見ても、合計で3割程度は転職をしていることがわかります。

そのため、新卒後に職場が自分に合わないと感じるなら、転職をしてもいいんです。

 

若ければいくらでもやり直しはききますし、嫌な職場に居続けてわざわざ人生をつまらないものにする必要はありません。

 

でも、ぼくの記事では「人間関係が悪い=すぐに転職すべき」だと考えず、まずはできることから取り組んでいくことをおすすめします。

 

すぐにでも辞めたいと感じる新人整備士がとるべき3つの行動

すぐにでも辞めたいと感じる新人整備士がとるべき行動を3つお話しします。

 

具体的な内容を話す前に、必ず覚えていてほしいことがあります。

それは、今の職場の人間関係が悪いからと転職しても、次の職場が必ずしも働きやすい職場だという保証はないということです。

 

次の職場も、今の職場と同じくらい、もしくは、今よりも気難しい人が多い可能性は十分にあり得ます。

そのため、転職するのはいいけど、次の職場でも人間関係が悪かった場合に備えて、今の職場で働いている間に社会人としてのスキルを磨いておきましょう。

 

雑用でも完ぺきにこなす

新人の頃って、洗車とか部品出しとか、トイレ掃除とかめんどくさい仕事をさせられます。

誰だって、雑用は嫌ですよね。

 

月並みな答えですが、「雑用もまともにできない人に大事な仕事をさせられない」というのが、社会としての一般的な考え方です。

そのため、めんどくさいと思わず、まずは完璧に仕上げてみることを意識してください。

 

先輩の動きを常に見ておく

次に、先輩の動きを常に見ておくことです。

 

将来、自分の仕事となる作業を先輩はしています。

いつでも自分に仕事がきてもいいように、先輩がどんな動きをしているのかを見て、マネをしていきましょう。

 

先輩の動きもまともに見ずに、ボーっと仕事をしていると、なんのために整備士としてその職場に配属されたのか分かりません。

手取り足取り教えてくれれば自分は楽ですが、先輩って新人を教えるために働いているわけじゃないんですよね。

もちろん、新人教育も先輩の仕事の一つではあるものの、自分の仕事をこなしつつ教えてくれているわけで。

 

学校のように、つきっきりで見てはくれません。

そのため、1から10まで教えてもらおうとするんじゃなく、6教えてもらえたら残りの4くらいは、自分で理解できる状態にしておくことが大切です。

 

新しい資格取得の勉強をはじめる

整備士として働くうえで整備士の資格は必須ですが、それ以外に資格を取得できそうなら積極的に取得していきましょう。

例えば、現在の20歳の普通免許は2トンまでですよね。

 

そうなると、積車は運転できないはずです。

じゃあ、準中型免許にランクアップさせてみるとか。

 

将来、電気工事士の資格を取るために、今から少しづつ勉強していくとか。

とにかく、たくさんの資格を取得しておいた方が、絶対に役に立ちます。

 

現在の人間関係をよくしようと考えなくてもいい

今すぐに行動すべきことを3つお伝えしましたが、内容を見て疑問に感じた人もいるんじゃないでしょうか。

 

この記事では、すでに悪い人間関係をよくする努力ではなく、他の職場に転職したり、他の店舗に移動したあとのことを考えて行動することをおすすめしています。

今の職場で先輩との人間関係が悪くなっているのは、先輩のせいだけじゃないかもしれません。

 

もしかすると、自分のせいである可能性も十分あり得るんですよね、

例えば、手取り足取り教えてくれないから、全く仕事ができない状態になっているとか。

学ぶ姿勢がないとか。

 

そんな状態で、他の職場に転職しても、結果は同じです。

じゃあ、転職した先でも人間関係が悪くなれば、また転職するのかって考えたとき、そんな人生嫌ですよね。

 

そのため、今の職場での人間関係は捨てて、新しい職場に転職したあとうまく立ち回れるようになっておきましょうってことです。

 

お伝えした3つのことがきちんとできれば、どんな職場でも役立ちます。

人間関係が悪いからとすぐに転職するのではなく、今の会社を練習台にして次の職場でうまく立ち回れるようにしておきましょう。

 

人間関係はすぐに改善できるものではない

人間関係ってすぐに改善できるものではありません。

 

ぼくの考えですが、嫌われているとかめんどくさい人と無理に関わらず、自分のペースを貫けばいいと思います。

もしあなたが、先輩に嫌われているなら、その関係を修復するのはとても大変です。

 

そして、例えば5年後に仲良くなれたとしても、5年間はあなた自身がつらい思いをしなければなりません。

その先輩はあなたの5年間という時間を与えてもいいほど素晴らしい人でしょうか。

 

時間だけじゃないです。

嫌な人と関わるだけでストレスが溜まります。

 

ストレスを我慢しながら関わるほど、あなたはその人を尊敬できますか?

この質問に「はい!」と即答できるなら、人間関係が改善するまで頑張ればいいと思います。

 

でも「はい」といえないのであれば、その人から逃げてもいいんですよ。

無理に関わる必要はどこにもなくて、他の人と話せばいいんです。

 

そして、我慢できなくなったタイミングで転職しましょう。

転職先では、よい人間関係を築けるように心がければそれでOKです。

 

まとめ

最近の若い人はすぐに仕事を辞めるなどといわれていますが、そんな言葉を聞く必要はありません。

そんな言葉しか言えないということは、転職したくてもプライドや生活の面で転職できない人である可能性が高いからです。

 

それに、転職することのなにが悪いのか全く分かりません。

いろんな職場、そしていろんな人とかかわったことのある人の方が、視野を広く持てます。

つまり、柔軟に物事を考えられるようになるってことです。

 

人ってやっぱり相性があって、相性が悪い相手だと、いくら自分に非がなくても嫌われたりします。

そんな人と関わるだけ時間の無駄です。

 

整備士を続けたいなら、その人や周りの人のスキルを盗み、社会人としての常識さえ身につけておけばOK。

無理に頑張りすぎて、心を病んでしまうと意味がありません。

今回ご紹介した3つの動きを意識しながら、どんな職場でも即戦力になれるように心がけていきましょう。

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