自動車整備士は3K職場に当てはまる?きついしクズばかりで地獄のような仕事なのか?

こんばんは!
最近早起き頑張ってます!
朝の方が余裕を持って記事をかけるので。
今は、夜記事を書いているんですが、どうにか朝に書き終わらそうと思います!
今日は自動車整備士の仕事内容や職場環境について話します。
ひどい職場のことを「3K職場」って呼びますよね。
3Kはそれぞれ頭文字のアルファベットをとっていて、「きつい」「汚い」「危険」が揃っている職場を3Kと呼びます。
確かに、整備士は当てはまることも多いです。
そして若い整備士の方は上下関係に嫌気がさし辞める人などもおり、整備士はクズとか地獄のような職場だと感じた人もいるでしょう。
でも、ぼくは自動車整備士はそんなに悪くない仕事だと思っています。
その理由について詳しく話しますね。
自動車整備士の職場は3Kに該当する
確かに自動車整備士の仕事は3Kに該当するでしょう。
具体的にどのように該当するのか考えてみました。
全ての職場に該当することではないものの、一般的に考えられている自動車整備士の仕事内容に当てはまるかなと思います。
きつい
何に関してきついのかによって捉え方も違いますが、自動車整備士の仕事は夏は暑くて冬は寒い仕事です。
加えて雪が降っていようと、洗車をしなければなりません。
洗車機があればいいですが、冬場の手洗い洗車はかなりつらいです。
どうしても半分屋外での作業になるので、気温に関してはある程度覚悟する必要はあります。
汚い
車の修理では汚い作業もあります。
トラックの下回り作業は、特に汚れる仕事ですよね。
ぼくもはじめてクラッチディスクを交換したとき、服がドロドロになりました。
そして汚れすぎだと笑われました(笑)
ドライブシャフトブーツの交換なども、汚れる作業なので嫌われがちです。
また、停車中の車に動物が入り込み、そのままエンジンをかけたことで動物の死骸がエンジンルーム内に散乱していたなんて話も聞きます。
そのため、自動車整備士は汚い作業もありますし、汚れる仕事でもあります。
危険
車って1トン以上もある鉄の塊なので、気を抜くと大事故につながります。
もし、リフトで持ち上げた車が頭の上に落ちてきたら、死亡事故にもつながります。
また、作業中にトラックのキャビンが落下したことによる死亡事故なども多いです。
自動車整備士は確かにきつい仕事
上記でお話ししたように、自動車整備士の仕事は3Kに該当するので、きつい仕事であるといえるでしょう。
作業方法を間違うと、人身事故につながる内容も少なくありません。
また、洗車は本当につらいときもあります。
自分勝手に飛び込みで入庫するお客さんもいるので、昼ご飯を食べられないこともあります。
お客さんが勝手に触って壊したのに、点検者のせいにされることもあります。
乗り込みたくないほど汚い車の洗車をしなければならないこともあります。
この内容を読むと「じゃあ、自動車整備士を目指さない方がいいのか?」と感じますよね。
でもぼくは、自動車の整備に興味があるなら、ぜひ目指してほしいと思います。
自動車整備士はクズばかりで地獄の仕事なのか?
自動車整備士のマイナスイメージは強いです。
Twitterでも愚痴が横行しています。
そして、もうすでに整備士を辞めた人もたくさんいて、そのような方は自動車整備士はクズばかりで地獄のような仕事だと感じている人もいるでしょう。
そして現在、若い人が少ない理由は3Kだけが原因じゃないからです。
頭の固い人は多い
自動車整備士はクズだと思っているのは、頭の固い上司が多いからだとぼくは思います。
その理由は、自動車整備士の平均年齢に答えがあるでしょう。
この記事では自動車整備士の平均年齢を調べました。
現在の自動車整備士の平均年齢は45.7歳です。
体感ですが、50代や40代後半の整備士がすごく多いです。
人って年をとるとどうしても頑固になって、若い人の意見を聞き入れなくなりますよね。
だから、若い人からするとクズに見えるのかもしれません。
確かに、クズのような人もいます。
ぼく自身、整備士以外の仕事も経験しているので分かるのですが、どの職場でもそれは同じです。
だから、自動車整備士だけが突出してクズが多いとは思いません。
ぼくの会社にもよい人はいますし、若い人の意見を聞き入れ、柔軟に考えられる年配の整備士もいます。
そのためこのようなウワサは、職場選びに失敗した人の声が大きすぎるのではないでしょうか。
会社選びを間違うと地獄になる
会社選びを間違うと地獄になります。
これはどんな仕事でもそうですが、職場環境が悪すぎる会社は必ずあります。
- 帰りたいのに残業を強要される
- 上下関係がひどく、頭ごなしに怒ってくる
- サボってばかりの先輩がいる
- 教えられることが人によって違うし、自分のやり方を強要してくる
新人の頃って、理不尽なことばかりですよね。
確かに、どの会社でも少なからず体験することではあるものの、選んだ職場が悪い可能性もあります。
よりよい会社選びが大切
職場環境の悪い会社を避けることで、気持ちよく働くことができます。
じゃあどうすれば職場環境の悪い会社を避けられるのかというと、実際にその職場で働いている人の話を聞くことが理想です。
学校の先輩が働いている会社の状況を聞くとか、入りたい職場に知り合いはいないか探すとか。
学生のうちにその職場でアルバイトしてみる、というのも一つの方法ですよね。
よりよい職場選びをするために、できることはたくさんありますよ。
給料面だけで職場を選ぶことも一つの方法ですが、お金だけが良くても仕事を続けることはできません。
- 職場環境は整っているか?
- サービス残業はしていないか?
- 上下関係は良好か?
など、調べておくべきことはたくさんあるんじゃないでしょうか?
また、常に求人を出している会社も注意すべきです。
常に求人を出しているということは、それだけ人が辞めている証拠です。
つまり、社員を大事にしていない会社であると考えることもできます。
会社選びを間違うと地獄のような未来が訪れる反面、良い会社に巡り合えれば自分の好きなことを仕事にできるのです。
会社選びは運要素も強い反面、つらい職場を乗り越えたときは自分に自信をつけることもできます。
そして、整備士として立派な技術を習得して、他の職場に移動や独立をする方法もあります。
もし会社選びを間違っても、失敗なわけではありませんし、必ず将来が地獄になるとは限りません。
せっかく、自分のやりたい仕事があるなら、一度チャレンジしてみてもいいんじゃないかなと思います。
まとめ
今回はかなりネガティブなタイトルですが、きつい、クズ、地獄という単語は、整備士になったことを後悔している、もしくはすでに辞めた人の気持ちだと考えています。
確かに、自動車整備士はきつい仕事ですし、クズのような人もいます。
しかし、楽しい場面もたくさんあります。
そして、きついとか先輩や上司がクズだというのは、どの職場でも同じです。
大切なのは、楽しく働ける職場を探すこと。
そして、もし悪い職場にあたった場合、ストレスをためすぎる前にさっさと辞めて次を探すことではないでしょうか。
劣悪な環境でも働き続ける人のなかには、辞めたくてもやめられない人も含まれています。
しかし、若くて独身の状態であれば、チャンスはいくらでもきます。
きっと、自分が求めている職場は必ずあるので、もしこれから自動車整備士を目指しているなら、諦めずにチャレンジしてみてください。