Web記事の構成作りからリサーチ方法、執筆までを動画を交えて解説!

こんにちは!
よくジモティを見ているんですが、メルカリなどの販売サイトでは売っていないような値段の商品がたくさんあったりします。
もちろん、そんな好条件の商品はすぐに売り切れるんですが、引き取りに行けるメリットを考えると、相場は安いかなと感じます。
今日は、Web記事の書き方について、初心者でも分かるように説明していきます。
先日から、4日にわたって記事の書き方を動画で公開していました。
うまく記事が書けないなって方とかは、1度見てみると参考になるんじゃないかなと思います。
(記事内でも動画を紹介しています。)
記事の構成から執筆までの作業は、アフィリエイトをしているなら必須の作業です。
また、Webライターでも必要な作業になります。
この記事では動画で伝えきれなかった部分なども解説しながら、Web記事の構成作りからリサーチ方法、執筆までの流れをご説明していきます。
Web記事の構成から執筆までの3ステップ
Web記事の書き方は大きく3つのステップで完結します。
※動画だけ見たいという方は、各ステップの文字ををタップしてもらうと動画までジャンプします。
Steop①:書きたい記事内容の基本情報をリサーチ(今回は報酬額もリサーチしてます)
・狙いたいキーワードで検索し5位までの記事を軽く読みメモをとる
・もっと深掘りしたい内容があれば再度検索し、他の記事を読んでみる
・必要であれば、Googleで検索するだけでなく他の方法も視野に入れる
Steop②:構成作り開始
・各見出しと見出しの内容を大まかに作る
・見出しでは大きなキーワードを入れ込むようにする
・「キーワード+伝えたい内容」で見出しを作るといい
・内容は箇条書きでメモを貼り付け、あとから見たときすぐに理解できるようにする
Steop③:構成をもとに執筆開始
・箇条書きで書いた内容に肉付けを行う
・文章として違和感のないように文字を入れ込む
どんな記事でも、この流れは同じです。
もし調べなくてもいいほど詳しいのであれば、リサーチは必要ありません。
ただ、情報元などを掲載する際は、どうしてもリサーチが必要になりますし、法律面なども細かな言い回しなどの信憑性をはかるうえでもリサーチは必須かなと。
もし、今までリサーチせずに執筆をしていたのであれば、この記事を見ながら再度記事の書き方を見直してみてください!
Web記事のリサーチ編(基本情報リサーチ)
基本情報をリサーチします。
まず、狙いたいキーワードでGoogle検索します。
検索をかけたあと、上位に食い込んでいる記事を5つくらいサッと読みます。
上位何位まででも構いませんが、多く読めば読むほどリサーチ時間は多く、効率が悪くなります。
だいたい、上位5つの記事を見ると、書かれている内容の重複が多いです。
覚えておいてほしいのは、上位に食い込んでいる記事は読者のニーズを満たしている可能性が高いということ。
つまり、読者がどんな情報を求めてこのキーワードで検索しているかを掴んでいるということです。
そのため、自分の記事内に取り入れる内容の候補としてメモしておきましょう。
もちろん、全ての内容を取り入れる必要はありません。
自分が必要だと思う内容を抜粋することが大切です。
逆に、全て記事に盛り込むと、コピペしていると勘違いされてしまうかもしれないので、あくまでも参考程度で考えておいてください。
そして、リサーチした内容で重要だと思う部分をメモします。
もし、調べる必要のないくらい知識のある分野だった場合、どんな見出しが必要なのかだけメモしましょう。
他の記事の言葉全てをマネするのは危険!
上位に食い込んでいる記事を調べてメモをしますが、言葉や見出しを全てマネするのはやめましょう。
コピペで引っ掛かってしまいます。
コピペした内容だとGoogleに判断されると、上位表示は難しくなります。
そのため、メモする内容は
- どんな見出しなのか
- 内容の大まかな把握
この2つだけで十分です。
細かな説明は、自分の言葉で書く必要があります。
初心者のうちは、他の記事を見ながら文章を書いてしまいがちですが、個人的にその方法はおすすめしません。
どうしても似通った表現になってしまうからです。
そのため、簡単なメモを残しておく方法をおすすめします。
Web記事のリサーチ編(報酬額)
今回の記事は、テープ起こしの報酬額に関しても詳しく書いたので、報酬額についても別途にリサーチしました。
リサーチ編(報酬額)の解説動画はこちらです。
『テープ起こし 報酬額』で検索すると、相場的なものは書かれてありますが、あまりリアリティがないイメージでした。
検索結果としては、1時間のテープで5000円から6000円程度とかかれてありました。
しかし、ぼくがクラウドワークスなどで過去に見たテープ起こしの報酬額はもっと低かったように思います。
そのため、実際の依頼を見ながら報酬額をリサーチしました。
報酬額や価格の相場はネット記事を見ただけでは分からない場合も
ぼくの個人的な意見ですが、報酬額や値段の相場はWeb記事を見ても相場感覚を掴めません。
そのため、ぼくが個人的にしていることが2つあります。
・報酬額→実際の依頼を検索する
・商品の価格→商品ページを検索、サービスであれば店舗へ問い合わせる
ネットで検索して書かれてあるだけの内容は、相場と大きく外れていることもあります。
そのため、情報の精度を上げるために、ぼくはこのような方法を行っています。
報酬額や価格に関してはあまり重要ではない記事の場合、ここまでする必要はないでしょう。
しかし、それらの情報が重要なのであれば、時間はかかりますがこのくらいの手間をかけて調べてあげる必要はあるかなと思っています。
今回は、報酬額について基礎情報とは別途にリサーチしましたが、書いている記事によってはもっと深掘りして検索すべき箇所が必ず出てくると思います。
そのような場合、今回のように別途でリサーチを行い情報を集めましょう。
Web記事の構成作り編
リサーチが終われば、Web記事の構成を作ります。
どんな記事でも構成は、ほぼ同じです。

こちらの画像を見てもらうと分かると思いますが、上から
- 導入文
- 大見出し(h2)
- 小見出し(h3やh4)
- まとめ
このような構成になっています。
小見出しに関しては、不要なら作りません。
この構図を頭に入れて、構成を作りましょう。
動画ではタグを使っていますが、分かりづらいなら
・h2→大見出し
・h3→小見出し
としておくと、初心者の方でも理解しやすいかと思います。
構成作りでは、
- 見出し
- 簡単な内容
この2つを書いていきます。
ではそれぞれ解説していきますね。
見出し作り
見出しには狙っているキーワードを必ず入れるようにしましょう。
今回動画で取り上げている記事のキーワードは
- テープ起こし
- テープ起こし 初めて
- テープ起こし 初めて (作業)時間
- テープ起こし 稼げない
- テープ起こし 大変
この5つです。
キーワードを見てもらうと分かると思いますが、「テープ起こし」がメインとなるキーワードです。
そのため、h2のような大きな見出しでは必ず「テープ起こし」という文字を入れています。
例外はあるものの、ぼくの記事の大見出しは以下のとおりです。
~~テープ起こし記事の見出し一覧~~
- テープ起こしとは
- テープ起こしは初めてでもできる仕事なの?
- テープ起こしは大変な仕事だし初めてなら稼げない場合も
- テープ起こしを始めるにあたり揃えるものは?
- テープ起こしの作業時間の目安は?
- テープ起こしの主流は音声入力!大幅な作業時間の短縮が可能
- テープ起こしの報酬額はいくらなの?
- テープ起こしの報酬額はいくらなのかを実際に調べてみた
- 初めてのテープ起こしは依頼をもらうまでが難しい
- 初めてのテープ起こし作業で失敗しがちな部分とは
- まとめ
まとめ以外は「テープ起こし」というキーワードが入っていますよね。
この文字を入れなければ、テープ起こしの記事であるとGoogleが判断しづらくなります。
見出しを作る際は「メインキーワード+何を伝えたいのか」と考えればいいです。
このように、キーワードはタイトルだけでなく見出しでも強く意識するようにしましょう。
内容
内容については、メモしたことを箇条書きにしておけばOKです。
メモ程度と考えておきましょう。
必ずしも箇条書きでなくても大丈夫です。
例としてぼくの記事の構成を貼り付けておきます。
~~テープ起こし記事の構成例~~
<h2>テープ起こしの報酬額はいくらなの?</h2>
・相場60分で5000円~6000円→こういった表記が多かった
・料金体系は「音声時間」「納期」「クオリティ」によって変わる
<h2>テープ起こしの報酬額はいくらなのかを実際に調べてみた</h2>
・25分→2500円
・10分→100円~
・27分→1890円
・21分→3000円
・クラウドソーシングサイトの依頼より、業務委託として出されている求人の方が報酬額が高い傾向にある
・パワーポイントで作った画像を載せる
見出しの下に書く内容はメモだということが分かると思います。
そして、何かを紹介するURLなどがあれば、そのURLを書いておけば、あとで調べなおす手間が省けますよね。
この内容は、リサーチ時にメモしたことを貼り付けただけです。
構成はあくまでも予定です。
書きながら修正はいくらでもできます。
そのためあまり深く考えずに、書くべき内容を整理しながら構成作りを進めていきましょう。
Web記事の執筆編
さいごに作った構成をもとに執筆をしていきます。
執筆は作った構成の肉付け作業です。
ぼくの場合でいえば、箇条書きになっているのであいだに言葉を入れていきます。
その他にも、言い回しや分かりやすさなどを考慮して、文章を考えます。
先ほどの見出しを1つだけ抜粋して例をあげましょう。
~~テープ起こし記事の見出し例比較~~
<h2>テープ起こしの報酬額はいくらなの?</h2>
・相場60分で5000円~6000円→こういった表記が多かった
・料金体系は「音声時間」「納期」「クオリティ」によって変わる
報酬額の見出しはこのような内容を書く予定としていました。
そして、実際の文章はこちらです。
~~テープ起こし記事の見出し例比較~~
ネットで調べてみたところ、テープ起こし報酬額の相場は60分の音声で、5000円~6000円ほどと書かれてありました。
そして、料金は条件によって変わるようです。
その条件とは、
- 音声時間
- 納期
- クオリティ
この3つになります。
具体的にお話しすると、音声時間が長い方が報酬額は当然高くなります。
また、納期までが短い、つまり急いでいる案件の場合も割高料金になりがちです。
そして、クオリティの部分でも、「素起こし→ケバ取り→整文」というように、右にいけばいくほど、作業が多く高めの報酬が期待できます。
しかし、相場があるとはいうものの、ぼくもクラウドソーシングサイトで依頼をポツポツ見ている人間です。
もっと安い依頼が多いような気もしたので、実際いくらなのかを調べてみました。
赤文字の部分は箇条書きとしてメモした内容です。
ほとんど同じことを書いていることが分かります。
そして、執筆作業ではもう少し詳しく文章をつけたします。
ぼくの場合は記事を書くのに慣れているので、そこまで細かい記事内容はなくても話を広げられます。
しかし、初心者の方のなかには難しく感じてしまう人もいると思うので、必要であればもっと詳しく内容をまとめておくといいでしょう。
しかし、執筆方法は初心者だろうがベテランだろうが同じです。
構成をもとに記事を書く。
この方法を意識することで、効率よくWeb記事を書くことができるようになります。
まとめ
Web記事の構成作りからリサーチ、執筆までの作業は慣れです。
慣れるまではやることが多いように感じますが、慣れてしまえば同じ作業です。
また、Webライターとして活動している場合、依頼内容によるもののここまでのリサーチは必要ありません。
リサーチでは上位表示している記事を軽く読み、構成作りではメインとなるキーワードを意識する。
そして、執筆では箇条書きにしたメモに肉付けをしていくイメージで作業してみてください。
きっと今よりも効率よく記事作成をすることができるようになるはずです。
今回は、ぼくが実際に行っている記事作成方法をご紹介しました。
人によって作業方法は違いますし、ぼくよりも効率よく作業されている方はいると思います。
いろんな人の作業方法を知り、自分が最もやりやすい方法を取り入れるようにすることで、より楽に作業できます。
初心者の方はがむしゃらに記事を書きがちですが、効率を意識することで無駄な作業を大幅に減らせられるということを知ってもらえたら嬉しいです。